vol. 216
声をあげること、そして被害者と加害者の間に。

婆星DJ:北原みのり

[OPENING]

★数日前の日刊現代で紹介されていた嘉田知事の”女傑伝説”が、面白かったです。森元首相が言った「女は視野が狭い!」と嘉田知事に向けて放った蔑視発言に対して、嘉田知事の切り返し術とは! そんなことから今日も婆星を話します。また、今日は歌を一曲ご紹介〜。韓国の女性シンガーたちが集まり、性暴力被害を受けた女性たちへのメッセージとしてつくられたアルバム。アルバム自体が、女たちの募金でつくられています。お馴染み、チ・ヒョンの歌を紹介します。女が声をあげること、女が女と語り会うこと。思いがいっぱいつまったアルバムです。全部紹介できませんが、近々ラブピースクラブでも販売していきたいな、って思います。いやー、今日べらべらと、まとまらないまま(いつもの通りだけど)話し長くなってしまいました。最近ずっと重たい気持ちだったんだけど、そして別に晴れたわけじゃないけれど、何か区切りをつけられるような気持ちになっている・・・というか。過去を徹底的に知って、自分を嫌いになるかもしれない恐怖を背負ってでも、自分を知っていかなければ、私の未来を描けない。そんな気持ち。クニもアタシも。
今日の反省は。ヒトをバカと罵って批判したような気分になってはいけない・・・ということを考えて、そんなことを話しているのに、冒頭で韓流を”自粛した”NHKを「ばっかじゃなーい」と言ってしまったことです。ああ。

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