vol. 125
加害者・被害者・・・あなたは?

borizoom婆星DJ:北原みのり

最近、ラブピースクラブのテラスにネコがやってくるようになりました。お隣の東大で生まれて育っているネコのよう。時々ふらりとやってきては、エサを要求します。名前をボリと名付けました。まだ子猫のよう。窓越しに写真撮影。

[OPENING]

★今日のテーマは被害者・加害者。イージス艦と漁船が衝突した事件の報道をみながら、私は自分の「考え」に驚きました。なんとまぁ、イージス艦の人間の立場になって色々と考え込んでいたのです。もちろん、イージス艦をかばう、というのではない。「国家権力」に自分を同一化し、海を私物化し、我が者顔で運航していた大きな船の日常。その日常を生きてきた組織の者たちに、この事件はどのように映るのか・・・。どのように謝罪すれば、どのように責任を取れば、こんな大きな事件を引き起こした「現実」の痛みを、引き受けることができるのか。もし、私がイージス艦に乗っていたらどうするのだろう・・・。そんなことを思いながら、ふと、気が付きました。私は「加害者」になるかもしれない可能性を、「被害者」になるかもしれない可能性よりも、強く感じているのかもしれない、と。そんなことで、みなさんにも聞いてみた。あなたは、加害者か。被害者か。どちらに「なりやすい」人でしょうか。

[女と女と男と女と]

★被害者でもなければ加害者でもない対等な関係。実はこれは築くのはとても難しい。対等であることを意識する関係ほど、対等ではなくなることも多い。対等であるからといって、仲が良くなるわけでもないのが、「対等」の不思議な問題ですが・・・。

[私は、行き過ぎたクレーマーか!?]

★先日ソバ屋に行きました。ミシュランにも掲載されているとか・・・。その店のサービスが気持よくなかったので、クレームの電話をしました。・・・しかし・・・まっとうなクレームのつもりが、先方には、”度の過ぎたクレーマー” と思われたようです・・・。なぜ!? この理不尽な思いはどうやって解消するの? 被害妄想と、被害と、理不尽な思いと、差別。被害者は突然被害者になるのではなく、被害者になりやすい体質がじっくりと育てられる社会が背景にあるのかもしれない。そんなことを思います。理不尽な思いを感じることが少なくなる、誰にとっても「楽」である社会をつくることは可能でしょうか?

[Ending]

★最近、ドーナツにはまってます。おいしいドーナツ情報、教えてね!

番組中に出てきたもの

■ミシュラン■

なんだよっ! タイヤ屋のレストラン情報だろう!!! それがどうしたのさ! キーッ!!(くわしいことは本編で・・・)

 

Bookmark the permalink.